星雲賞

星雲賞受賞作(速報)

【日本長編部門(小説)】
『去年はいい年になるだろう』
著者:山本弘 発行:PHP研究所

【日本短編部門(小説)】
『アリスマ王の愛した魔物』
著者:小川一水 発行:早川書房「SFマガジン2月号」掲載

【海外長編部門(小説)】
『異星人の郷』
著者/訳者:マイクル・フリン/嶋田洋一 発行:東京創元社

【海外短編部門(小説)】
『月をぼくのポケットに』
『宇宙開発SF傑作選 ワイオミング生まれの宇宙飛行士』(ハヤカワ文庫SF)収録
著者/訳者:ジェイムズ・ラヴグローヴ/中村融 発行:早川書房

【メディア部門】
『第9地区』
監督:ニール・ブロムカンプ
製作総指揮:ケン・カミンズ、ビル・ブロック
製作:ピーター・ジャクソン、キャロリン・カニンガム

【コミック部門】
『鋼の錬金術師』
著者:荒川弘
発行:スクウェア・エニックス

【アート部門】
加藤直之

【ノンフィクション部門】
『サはサイエンスのサ』
著者:鹿野司
発行:早川書房

【自由部門】
探査機「はやぶさ」(第20号科学衛星MUSES-C)の地球帰還
独立行政法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA)

この発表は速報のため、作品名や受賞者名などの名称が正しくない場合がございます。確定した内容につきましては、発行元等に確認を行ったうえで、8月上旬ごろに詳報を発表予定ですのであらかじめご了承ください。

発表予定

6月12日

投票締め切り

7月10日

日本SFファングループ連合会議事務局による速報発表

12時30分~13時予定

8月上旬

星雲賞受賞作および受賞者の発表(詳報)

8月20日

第69回世界SF大会(Renovation 米国ネバダ州リノ)内

星雲賞海外部門伝達

9月3日

第50回日本SF大会(ドンブラコンL 静岡県静岡市)内

星雲賞授与式

詳細は、日本SFファングループ連合会議のページをご覧ください。

星雲賞受賞作の発表(速報)のご案内

 【日 時】 
2011年7月10日(日曜日) 
12:30~13:00 
【場 所】 
目黒区民センター 中小企業センター会議室(5F) 
東京都目黒区目黒二丁目4番36号 
最寄り駅 
JR山手線・東急目黒線 目黒駅から徒歩10分、 
http://www.mapion.co.jp/c/here?S=all&F=mapi0320618110706133420 
なお、駐車場が少ないため、お車でのご来場は遠慮ください。 

【備 考】 
受賞作発表は、どなたでも来場可能です。 
ネットワーク上でも、12:30頃から、日本SFファングループ連合会議公式webサイト(http://www.sf-fan.gr.jp/)、Twitter等を使って速報をお伝えします。 

星雲賞とはなにか

星雲賞は、小説/映像作品/アート/ノンフィクションなど様々な分野で発表された「SFな」作品に与えられる、SFファンが選ぶ賞です。

日本長編小説、日本短編小説、海外長編小説、海外短編小説、メディア(映像作品)、コミック、アート、ノンフィクション……。前年の1月1日か ら12月31日までに公開されたこれらのジャンルの作品の中から、SF大会参加者による投票が行われ、もっとも得票数の多い作品に授与されます。

選ぶのはSF大会に参加登録したSFファンたち。つまりあなたも、ドンブラコンLに参加登録することで星雲賞に投票することができるのです。

ドンブラコンLでは、2010年に発表された作品から選ばれた作品から、各部門の星雲賞作品が生まれることになります。

本年の対象作品は、2010年の1月1日から12月31日までに公開もしくは発表、完結した作品です。

部門は以下の9部門です。

日本長編部門(小説)/日本短編部門(小説)/海外長編部門(小説)/海外短編部門(小説)/メディア部門/コミック部門/アート部門/ノンフィクション部門/自由部門

星雲賞の投票権は、本年の日本SF大会(愛称:ドンブラコンL)に参加登録(登録費3000円)することで与えられます。

以下に日本SFファングループ連合会議が選定した、参考候補作を示しますが、あくまで参考です。他に良い作品があれば投票できます。対象作品は2010年の1月1日から12月31日までに公開もしくは発表、完結した作品です。詳しくは日本SFファングループ連合会議の「年次日本SF大会におけるSF賞選定に関する規定」をご確認ください。

星雲賞の投票締め切りは、6月12日に締め切りました。

--------2011年星雲賞 参考候補作一覧--------- 

【日本長編部門(小説)】
『華竜の宮』 上田早夕里
『去年はいい年になるだろう』 山本弘
『どろんころんど』 北野勇作
『不動カリンは一切動ぜず』 森田季節
『エンドレス・ガーデン ロジカル・ミステリー・ツアーへ君と』 片理誠
『ペンギン・ハイウェイ』 森見登美彦
『スワロウテイル人工少女販売処』 籘真千歳


【日本短編部門(小説)】
「allo,toi,toi」 長谷敏司
「アリスマ王の愛した魔物」 小川一水
「五色の舟」 津原泰水
「囚人の両刀論法」 小林泰三
「テルミン嬢」 津原泰水
「マグネフィオ」 上田早夕里
「あがり」 松崎有理


【海外長編部門(小説)】
『異星人の郷』 マイクル・フリン/嶋田洋一
『WORLD WAR Z』 マックス・ブルックス/浜野アキオ
〈ファージング三部作〉(『英雄たちの朝』『暗殺のハムレット』『バッキンガムの光芒』) ジョー・ウォルトン/茂木健
『時の地図』 フェリクス・J・パルマ/宮崎真紀
『ハンターズ・ラン』 ジョージ・R・R・マーティン/ガードナー・ドゾワ/ダニエル・エイブラハム/酒井昭伸
『アンランダン』 チャイナ・ミエヴィル/内田昌之
『創世の島』 バーナード・ベケット/小野田和子


【海外短編部門(小説)】
「息吹」 テッド・チャン/大森望
「光線銃――ある愛の物語」 ジェイムズ・アラン・ガードナー/金子浩
「クリスタルの夜」 グレッグ・イーガン/山岸真
「第六ポンプ」 パオロ・バチガルピ/中原尚哉
「マン・イン・ザ・ミラー」 ジェフリー・A・ランディス/小野田和子
「月をぼくのポケットに」 ジェイムズ・ラヴグローヴ/中村融
「彼らの生涯の最愛の時」 イアン・ワトスン&ロベルト・クアリア/大森望


【メディア部門】
『第9地区』
『四畳半神話大系』
『仮面ライダーW』
『宇宙ショーへようこそ』
『侍戦隊シンケンジャー』
『時をかける少女』
『宇宙犬作戦』


【コミック部門】
『鋼の錬金術師』 荒川弘
『惑星のさみだれ』 水上悟志
『夏のあらし!』 小林尽
『兵器局非常識機材関連開発室ヴンダーカンマー』 西川魯介
『SARU』 五十嵐大介
『キック・アス』 マーク・ミラー (著), ジョン・ロミータJr. (イラスト), 光岡三ツ子 (翻訳)
『ベントラーベントラー』 野村亮馬
「SF大将特別編 万物理論[完全版]」 とり・みき


【アート部門】
加藤直之
大石まさる
中村豪志
岩郷重力
中川悠京
星野勝之
竹岡美穂


【ノンフィクション部門】
『ぼくらが夢見た未来都市』 五十嵐太郎/磯達雄
『サはサイエンスのサ』 鹿野司
『二十世紀から出てきたところだけれども、なんだか似たような気分』 鏡明
『東京創元社文庫解説総目録』 高橋良平+東京創元社編集部
『SFアニメを科楽する! 福江流SFアニメと科学と”美少女”の楽しみ方』 福江純
『科学と神秘のあいだ』 菊池誠


【自由部門】
<探査機「はやぶさ」(第20号科学衛星MUSES-C)の地球帰還>
<小型ソーラー電力セイル実証機「IKAROS(イカロス)」の光子加速確認>
『ロボットと美術~機械×身体のビジュアルイメージ~』
<SFマガジン創刊50周年記念アンソロジー>
<和歌山大学宇宙教育研究所による、「はやぶさ」帰還ライブ中継>
<iPadの日本発売>


ちなみに過去の受賞作品は以下のリンク先のとおりです。

過去の受賞作品

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